01.
「函館市に水族館を」
元営業マンのふたりが描く夢
きっかけは、世良田さんが見つけた一つの求人。営業として朝から夜遅くまで働く日々の中で「30歳になった自分」を想像し、違うことをするなら早い方がいいと感じていた世良田さん。
一方の西岡さんも、かつて起業を目指しながら「怖くて諦めた過去」を抱えていた。
公私ともにパートナーであるふたりにとって、ベンチャー支配人制度は資金形成と経営経験を同時に叶えられる挑戦だった。現在は200室を超える熊本の店舗を任されている。
ベンチャー支配人に
挑戦したきっかけは?
世良田支配人
残業ばかりの日々で
「このままでいいのかな」
という葛藤があった
営業として朝8時から夜12時過ぎまで働く日々の中で、ふと「30歳になった自分」を考えたとき、ずっとこの働き方を続けるのか、違うことをするなら早い方がいいと思うようになりました。
宿泊業をやりたいという夢もあったので、ふたりでできる仕事を探して見つけたのがベンチャー支配人制度でした。
西岡副支配人
きっかけは、彼の一声。
「ふたりならできる」と
覚悟が決まった
大学卒業を前に、起業を考えていた時期がありましたが、具体的に何をすればいいのかわからず、一度は諦めたんです。実は、もともとベンチャー支配人制度を知っていて、「いいな」と思ってはいたものの、自分から踏み出すことはできずにいました。そんな時、世良田から声をかけてもらって。一人では踏み出せなかったけれど、「ふたりならできる!」と思えたことで、覚悟が決まりました。
独立後、ふたりで叶えたい夢は?
地元である函館市に、
水族館をつくること
大きい目標で言うと、僕の地元・函館市に、市と協力して水族館をつくることです。函館は全国魅力度ランキングで京都に次いで上位なんですけど、実は「来てがっかりするランキング」でも上位で(笑)。地元に遊べる場所がなくて、友達や恋人と会うにも毎回海辺になっちゃうんです。
だから、地元の子どもたちの思い出づくりにも、観光に来てくれた人にも喜んでもらえる場所をつくりたい。まだ先の話ですけど、一つずつ形にしていきたいと思っています。
挑戦してよかったこと・
予想以上に大変だったことは?
世良田支配人
人の人生を背負う責任と
覚悟を持てるようになった
よかったことは、従業員とその家族のことまで考えられるようになったことです。一般企業にいた頃とは責任感も向き合い方も全然違います。
また、支配人の仕事をしていると、普段は関わらないような方と話す機会も多く、近隣企業の社長さんや町長さんと対等に話せるようになった時、20代の自分がここまで成長できたんだと実感しますね。
西岡副支配人
逃げ場がないからこそ、
向き合い続ける必要がある
大変だったことは、着任してすぐ従業員が全員辞めてしまい、ふたりだけで運営した時期があったことです。アルバイトを採用してからも、マネジメントの部分で支配人と意見がぶつかることも増えました。だからこそ「仕事の喧嘩はいいけど、プライベートの喧嘩はやめよう」とふたりでルールを決めて向き合ってきました。公私ともにパートナーだからこそ、逃げずに向き合い続けることを大切にしています。






